$ 0 0 日本各地を守護するように点在する山岳霊場の中で、山形県の中央部に位置する月山を主峰とする羽黒山、湯殿山の出羽三山は、今も山の霊場の雰囲気を残しています。1400年以上前、崇峻天皇の第一皇子で聖徳太子の従兄弟である蜂子皇子によって開山したとされ、熊野と並ぶ修験道の霊場を巡ることで死と再生を体験できるという出羽三山。羽黒修験がつくりあげた東北の異空間に、見と心をゆだねる旅に出かけてみましょう。